皆さんこんにちは。
神戸すみれ治療院の槌野暁人です。
今回は移乗訓練ついてお話していきたいと
思います。普段移乗される際にブレーキの
かけ忘れや何気なく持って移乗されている
所が力の入り難い場所だったりします。
すると、少しバランスを崩すだけで
踏ん張り切れず転倒してしまいます。
ブレーキのかけ忘れをする事で
立とうとした際に車椅子が後ろに滑り
そのまま後ろに転倒してしまいます。
ブレーキのかけ忘れは意外と多いです!!
そして、移乗の際に力が入らない場所を
両手で掴み立とうとされる方も多く
そう言った方のほとんどが足に力が入らず早く
座ろうとする為足を捻って移乗しようとされます。
そこで僕は、まず移乗動作に対して一つずつ
声掛けを行っております。
・手順
1、 移乗の際の車椅子の位置を確認。
2、 車椅子のブレーキを掛ける。
3、 しっかりと母指球に体重が乗る様に少し浅めに座る。
「人は母指球に体重が乗る時が一番安定するからです」
4、 車椅子からベットの移乗ではL字フックを両手で
持ってもらいしっかり立つ
ベットから車椅子の時は片手をL字フック
もう片手は車椅子のひじ掛けを持ちます。
5、 母指球に体重移動を行い立つ。
6、 足を捻らないように足踏みを行いながらお尻を
車椅子やベットに向け座る。
このように僕は声掛けを行いながら移乗訓練を
しております。
実際にこれを繰り返し行ってきた事で安定して
移乗が出来る様になったと喜んでおられる患者様もいます。
皆さんも移乗に困っている方がいたら是非やってみてください!!