神戸すみれ治療院の大橋です。
今日は脳梗塞後の施術過程を報告していこうと思います。
令和2年10月頃から週に2回の施術で開始しました。
脳梗塞により右側の筋力低下や動かしにくさ等がありますが、
ご自身で杖をついて動ける方ですので麻痺の程度としては比較的軽めの
部類になります。開始時は腰部の痛みが強く、姿勢が前屈みで右側に
傾いている状態で立っている状態でした。右下肢の浮腫が強くそれに
伴い足の重たいので歩行の出だし1歩目が出にくい、寝返りのし辛さ
等ありました。また既往歴として圧迫骨折や脊柱管狭窄症などが有り
腰部への負担も掛かっていた事が考えられます。
施術開始から3回目ぐらいからは徐々に痛みが緩和し姿勢も少しずつ
前屈み、右側ヘの傾きがだんだん真っ直ぐの状態で立てる様になり
1ヶ月をすぎる頃には足の出も良くなってきました。
また3ヶ月を過ぎて来ると下肢の浮腫も軽減し、見守りの状況下での歩行も
同じ距離でも休憩する回数が減ってきて周りの方が驚かれているとの事でした。
現在では見守りの状況下では有りますが更に歩行距離が延長し坂道なども
しっかり歩く事が出来ています。
あくまでも患者様の現状を報告させて頂きましたので全員がこの様に
回復していくとは限りませんが、ここまでの経過は患者様が諦めずに
前向きに施術を受けて頂けた結果であり今後も継続してもっと1人で歩ける
様になりたいとすごく前向きになっておられます。
このブログを通じてこの様な身の回りの方で似た症状でお困り
の方は1度お問い合わせ下さいませ。