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脳梗塞後遺症の方の鍼灸治療と機能訓練について!!
2022/02/22
脳梗塞後遺症,機能訓練・リハビリ・歩行訓練
お世話になっております。

神戸すみれ治療院の武智です。

今回は脳梗塞後遺症の方の鍼灸

治療と機能訓練についてのお話を

させて頂きます。

訪問鍼灸開始時には、脳梗塞発症

後にリハビリ病院に入院され、

退院後2か月という状態でした。

右麻痺が有り、拘縮は強く出て

いる状況ではありませんが、左側

に比べると使うことが極端に減っ

ている為、細くなっている状況が

目に見てわかるほどになっておら

れます。

右上肢、右手指に関しては後遺症

が残っているとの事で退院後は使

う機会を減らしている、動きにく

いから反対の手でいろんな動作を

行っているとの事でした。

下肢に関しては動く事が減って

いる影響にて筋力の低下も有り

ますが、椅子に座っている事が

増えてしまったとの事で浮腫が

出ています。特に足首周囲、

足背部に目立っています。


私が訪問して鍼灸治療を行って

いく際には、使う機会が減って

いる右半身に対して鍼を刺入して

通電を行い、手指、手首、前腕部

の筋肉などが動くところをしっか

りと見てもらっています。

 
 



不自由になられていますがまっ

たく使えなくなった訳ではなく、

筋肉もしっかりと有り、動かせ

ば筋力の左右差も緩和され、動く

イメージが湧いてくると考えてい

ます。

治療当初はなかなか動かないと

言い張っておられた部分も少しず

つ動くねと喜ばれています。

まだ巧緻訓練など細かい動きに

関しては行いにくいですので継続

しながら巧緻運動を行っていこう

と思います。


 


下肢に対しては大腿部、下腿部を

中心に大きな筋肉を狙いながら

通電、ストレッチ、他動運動を行

いリンパの循環や代謝を高めると

同時に血行の促進、筋が動くイメ

ージをしっかりと持っていただく

ようにしています。

少し手を補助させて頂きながら

立位訓練や爪先立ち、左右へ重心

をしっかりと動かす事で歩行時の

恐怖感の緩和を行ない、杖にて

歩行訓練を行っています。

まだ歩行時には恐怖感から足元を

見てしまうことが多いですが、

右股関節の屈曲をしっかりと行い

足裏が擦ってしまわないように

意識して歩行が出来ています。


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・パーキンソン病・脳梗塞・脳出血後遺症

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