今回は平成22年から継続して治療を行っている溝端さんご夫婦のお声をご紹介させていただきます。ご主人(74歳)はS48年に脊椎損傷を患っておられ、そこから車椅子の生活になられておられます。お若いころはまだ筋力もしっかりしておられて痛みはなく、運動もされておられたと伺っておりますが、年齢と共に筋力の衰えがみられ、当初は五十肩様の症状が診られておりました。奥様(58歳)は脳性麻痺を患っておられ、頚椎の狭窄症もあり頚部の手術をされてから頚部の可動域制限が診られており頚部の緊張が強く診られておりました。お二人ともなかなか病院に行くということが難しく、当院にご依頼がありました。 患者様からのお声をご紹介します。【すみれさんにお世話になって約10年になります。肩や首が痛くて困っていた時に鍼、マッサージ等で痛みを取っていただきました。これからも長いお付き合いさせて頂きたいと思っております。よろしくお願い致します。】現在、ご主人は肩の五十肩様の症状は改善しておられますが、人工透析をされておられそれに伴う頚肩部から背部にかけての強い倦怠感や上下肢の浮腫みが診られていますので症状の改善の為治療を継続しております。奥様は家事を行う事や介助を行う事が増えており、全身的な倦怠感と左腰から下肢にかけての使い痛み様の筋緊張が診られますので、日常生活が送りやすくなるように治療を継続しております。