お世話になっております。神戸すみれ治療院の武智です。
今日は神経痛に関してのお話をしたいと思います。神経痛で
一番に思い浮かぶのはピリピリと痛むような痛みでは無いでしょうか。
身近なものとしては寝転がりながら肘をついてテレビを見ていたら腕が
痺れた。正座後に足が痺れて歩けなかった。このような場合には
ピリピリ痛んだあとに症状は勝手に緩和されてくることが多いです。
ただなかなか症状が緩和しない場合には一度、病院に受診してください。
今からお話する神経痛に関しては慢性的になっている神経痛に関して
になります。
昔、交通事故にてむち打ち症状が出た事がある方で、年齢と共に頚肩部の
緊張感と重怠さ、上肢に痺れ感が強くなってきたとの事でした。鍼灸治療前では
上肢に出てくる神経痛、痺れ感による指の感覚鈍麻でボタンが扱いにくくなり、
薬も錠剤は指先でのつまむことがしにくくなったとの事でした。つまんでいる
感覚がぼんやりするので手のひらに置いて飲む様にしているが上手く口に
運べない事があるとの事でした。
治療に関しては、頚肩部の筋緊張の緩和を図ると共に、神経の狭窄が考えられ
部分を中心に鍼を刺入していきます。神経の狭窄が出る部分では脊柱管や筋肉が
緊張しすぎる事で神経の通り道を圧迫してしまい出るものが有ります。症状の変化
として出やすいものは筋肉の緊張により神経の通り道を圧迫しているも分に関して
は神経痛、痺れ感の症状緩和が診られやすいです。
治療風景↓
神経痛に関しては、どこかの部位で神経を狭窄している部分があり、
その先、末端部に痺れが出る事が多いです。それも時間の経過とともに
始めは痺れによる違和感だったものが、感覚の鈍麻に繋がっている状態です。
手に関しては手袋、足に関しては紙を一枚挟んで生活しているような感覚が
出るとの事です。