こんにちは、神戸すみれ治療の藤原です。
今回は腹部の調子がいかに病気を治す上で大切な要素の
一つであるのかをお話します。
病気を治す事で重要なのが以前ブログでお話した事が
ある血液の循環です。
その血液の循環を阻害しやすい場所というのが腹部と
なっています。
病気が長く続くと身体全体の血流が鈍くなり、もともとある
症状に合わさって便秘や下痢が起きやすくなります。その結果で
腹部まわりの筋肉が硬くなり、血流を悪くしてしまします。
お腹の調子が悪いとその日の体調と気分が嫌な感じなったという
経験は誰しも体験した事があると思われます。身体がその状態では
治そうという力も万全には発揮できません。
一つの症例として、長年腰痛が続き歩くのもしんどく、足先に痺れを
感じる症状を持った患者さんがいました。ご自身で色々と試したとの
事ですが、大きな変化が診られずにいました。症状を詳しく聞くと腰痛と
同じ時期から便秘も長年続いているとの事だったので、図のように便通を
促す施術を行いました。
施術後、便通が良くなり腰も軽くなって腰痛が軽減されました。
足の痺れはまだ残っていますが、歩く事が以前より楽にできるように
なったと伺いました。
病気がなかなか治らない場合は腹部からの血流が阻害され身体の治癒力
を低下させているかもしれません。
この症状で悩んでおられたらならば、鍼灸治療は一つの解決策となりますので、
長い間治らないと思われた方は一度鍼灸治療を受けてみて下さい。