神戸すみれ治療院の宮脇です。
今回は症例についてお話させていただきます。
脊柱管狭窄症という症状を一度は耳にしたことが
あるのではないかと思います。
簡単に説明すると背骨の中を通っている神経を圧迫してしまう
事で痛みや痺れや歩行困難といった症状が見られます。
少し歩くと痛みや痺れの症状が強く出て歩けなくなりますが
少し休憩をすると何ともなかったかのように歩けるようになります。
これを間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言って脊柱管狭窄症の
方に診られる特徴的な症状の一つです。
私が今まで治療を行ってきた中で腰部の脊柱管狭窄症になられて
いる方が大半でした。腰部の筋緊張が強く、腰から足にかけての
座骨神経痛様の症状が診られていますので、腰部の狭窄部位に治療を
行い筋緊張を緩和させます。緊張が緩和することで狭窄している箇所に
少し隙間がうまれて神経の通りが良くなり、結果神経痛の症状が
緩和されます。
私が現在治療を行っている方は週1回の治療ですが、足に出ていた
痺れが軽減しており畑に行って野菜の面倒を見るのが楽しみになって
きたと言われています。
手術をして狭窄部位を広げる手術や神経根に対するブッロク注射を
されている方をよく耳にします。鍼灸師は手術等の整形外科的な
治療は行えませんので、悔しいですが痛んでいる箇所の根本的な
治療は行う事が出来ません。
ですが現在出ている症状を緩和させることが出来ます!
なかなか症状の改善がみられない方は騙されたと思って一度鍼灸治療を受けてみてください!